所十三の「恐竜漫画描いてます」

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 頬(ほほ)の無い植物食恐竜

<<   作成日時 : 2006/12/26 06:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 24

『ユタ』に登場する恐竜は、肉食、植物食を問わず、みんな、哺乳類のような頬が無い形、(爬虫類や鳥類のように裂けた口)で描いてます。

この仮説は、ずいぶん以前から、松村しのぶさんはじめ、海洋堂の古生物フィギュアを担当されてる皆さんの間で話し合われていました。

また、早稲田大学で教鞭をとられている平山廉先生からも、かなり前に同様な話を聞いたことがあります。

恐竜に最も近い生物であるワニや、恐竜の生き残りである鳥の口に無い頬が、恐竜にあったとは考えにくい…ということでした。

『ユタ』では、この仮説を使わせて頂いてます。たとえ植物食だとしても、ヴィジュアル面で竜としての迫力が欲しいと思ったからです。

ただ、これも考え方しだい…というところがあって…原始的な歯並びの植物食恐竜は別にして、カモハシリュウなどの歯列は、ウマやウシにとてもよく似ていますから、哺乳類のような頬があったとしても、おかしくはないとも思えるんです。

ワニは、あくまでワニであって恐竜ではありませんし、鳥類は、恐竜といってもカモハシリュウなどとは系統的にかなり離れた獣脚類の仲間ですから、ワニや鳥類とは比較できないくらい特殊な進化を遂げた恐竜がいたって不思議じゃありません。

そんな思いを抱きつつも周りを見回すと、いまのところ、世界的な流れとしては、まだまだカモハシリュウにも、角竜や厚頭竜にも、鎧竜や剣竜にも、『頬のある植物食恐竜』の復元が一般的なようですから、へそまがりのボクとしては、この『頬の無い植物食恐竜』を推して行きたいと思ってるわけです(笑)。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(24件)

内 容 ニックネーム/日時
所さん、こんにちは。ここへのコメントは初めてです。STUDIO D'ARTE CORVOへのリンクありがとうございます。僕も頬のない植物食恐竜を描いています。哺乳類のような表情筋でできた頬ではなく、皮膚のカバーがあったと考えられなくもないと思うのですが、現生の爬虫類、鳥類に頬が存在しないところを見ると、恐竜でも考えにくいのではと思っています。
また、遊びにきます。これからも、よろしくお願いいたします。
corvo
2006/12/26 16:52
私もこの間のスゼチュアノサウルスの様な鉛筆画で現在アマルガサウルスを今描き始めていますが、昔は竜脚類、周飾頭類、鴨嘴竜とすべての植物食恐竜に頬のある復元が目立っていた気がします。

私もそれでアマルガサウルスに頬をつけて描いたのですが、前にしか歯がない、しかも噛み砕く事がまるで出来そうにない歯の竜脚類にそれが出来るとも思えないので頬は取り外しました。

ただ現生の爬虫類にも多い肉食の恐竜に頬がなかった事は間違いないと思いますが、鴨嘴竜のような特殊な(身を護る術のない、なのに妙に繁栄しまくった草食恐竜)恐竜には頬のような植物をスムーズに消化できるシステムが独自に発達していて、それが繁栄した理由のひとつかな?なんて考えてもおかしくはないかな?なんて思っていたり。
ちょっと強引かしら(汗)。
夜月十五夜
2006/12/27 01:32
これは、これはcorvo画伯、いらっしゃいませ。近場では、赤坂や科博の分館。遠くは荘川(岐阜県)、白峰(石川県)でも、よく顔をお見かけするほど研究熱心なのに、いまだ、ガンダム好きは認めても、恐竜好きを認めようとしない、そのへそまがりな姿勢。好きですよ(笑)。アメリカの古脊椎動物学会に顔出したり、こないだは、TVのお仕事で、はるばるアルゼンチンにまで恐竜堀りに行っておきながら、まだ「仕事だから…」と言い張るあたりは、もう、天晴れとしか言いようがありません。また、いつでも遊びに来て下さい!
所 十三
2006/12/27 05:32
>夜月さん
アマルガサウルスで思い出しましたが、竜脚類の胃石がなんの役にも立ってなかったって発表がありましたね。なんでも、鳥の胃石と比べて、摩耗しすぎてるだとか、体重に対する石の量があまりにも少なすぎるとか…。

でも、食べ物と一緒に偶然飲み込んだ石が、あんなにツルツルに摩耗するまで、排泄されずに胃の中に留まってるもんなんでしょうかねぇ?

いくら体が大きい竜脚類でも、頭の大きさは馬程度のものがほとんどですから、よく見る5センチほどもある胃石だと、かなり意識して飲み込んでると考えるのが妥当だと思うんですが…、でも、ミネラル補給っていうのもなぁ…?。

論文を読んだわけでは無いので分からないんですが、なにか胃石に共通する成分とかは、ちゃんと見つかってるんでしょうか?

いえ、食性も代謝もかなり違う鳥類との比較…というのが、ちょっと気になりましたもので、つい、いつもの癖で、疑ってかかってみちゃいました(笑)。
所十三
2006/12/27 05:33
胃石の話。恐竜の楽園さんの記事で確認したら、ダチョウとの比較のようですね。

ダチョウが体重の1パーセントの重量の胃石を持っているのに、竜脚類は、0,1パーセントしか無いとか…。

ここでも少し疑問。竜脚類の胃石の数って、ダチョウのように、はっきり分かるんでしょうか?化石化の過程や、その後の保存状態で、かなりの数が失われると思うんですが、なにか計算して生きていた時の量をはじき出したのかなぁ?
所 十三
2006/12/27 06:48
うーん、やっぱり竜脚類の化石とそこから出てきた胃石の数の割合を比べて計算したのでしょうかね?

例えばその恐竜の体積に対し、(見つかった胃石を
参考にしながら)胃石をどれぐらい飲み込んでいた
かを計算して、そこから出た割合をさらに計算する
と、そこから結果が現れる。そして、ダチョウなど
と比べて、こうなったとか。

もちろん、私もよくわからないところがあって、
あくまでも個人的な予想ですが、できるだけ参考に
なればどうかと。
paleo
2006/12/27 10:48
>paleoさん
お心遣いありがとうございます。

でも、なんですよね?どういう方法にせよ、はっきりわからない胃石の数と、はっきりしない竜脚類の体重を現生のダチョウと比べて、あーだのこーだの言えるのも、また恐竜の楽しみ方の一つですよね(笑)。

ぬるい!と怒るヒトもいるようですが、あまりハッキリ白黒つけない考え方って、ボクは大事なことだと思っています。

ワニにしても、明らかに意識的に石を飲み込むようですが、理由はハッキリしないそうです。石に頼るほど消化力は弱くないし、水底に体を沈めるバラストになるほどの量とも思えない。飼われてるエリアの中の石をあまりえり好みせず口にするからミネラル補給というわけでもなさそうだとか…。でも、それも人間の勝手な思い込みで、ワニにしてみれば、実はちゃんと、それぞれの理由で役立っているのかもしれない。

現生動物の生態でさえ、全て分かるわけでもないのに、化石だけから間違いの無い答えなんて、そう導き出されるものでもないでしょうから。

いろいろ想像して楽しみましょう。
所 十三
2006/12/28 01:40
かなり疑問なんですよね、あの研究発表。

石なんて化石化する過程で川の水に流されたりしますから、見付かる量が少量なのはしかたのない事だと思うんですが。

後いくら首を肩より下に下げた復元であるとはいえ、竜脚類がはたして石の転がっている地面の草を好んで食べたか、と言うのも…「地面から生えてる少し背の高い植物を食べる」のに石は飲み込まないだろう…とも思うのですが。

こう言った研究のはちょっと疑わしいものもありますね、例えばヴェロキラプトルは爪で皮膚を切り裂けなかった変わりに突き刺す事は出来たので相手の頚動脈を突き刺して獲物をしとめた。と言うものですが脳幹以外持たない恐竜が知識を持って頚動脈を狙いすまして攻撃したとは思えません。首筋をかっ切るのであれば別ですがそれも不可能なので。

(すいません、下に続きます(汗))
夜月十五夜
2006/12/28 20:55

ラプトルにいたっては個人的には爪は相手に致命傷を与える主力兵器、ではなく相手に組みついた時に引っ掛けておくための鈎の役割なんじゃないか?と思っています。元々原生動物で爪を使って(大体爪を使うのであれば前足のが有利なはず。手よりも前に足が出るってのはあまり考えられません)獲物を仕留めるのを見た事ないですし、大抵獲物に引っ掛けて引き倒したり押さえつけるのにしか使ってないので、ラプトルももし大型の恐竜を襲うのであれば何頭かで相手にしがみついて爪を引っ掛けて落ちないようにしながら最後に仕留めるのはやっぱり牙なんじゃないかなと………。

長々失礼しました(汗)。前々から疑問に思ってたドロマエオサウルス科の狩りの仕方の事を話すいい機会だと思ったので(笑)。
夜月長々すいません十五夜
2006/12/28 20:56
>夜月さん
>脳幹以外持たない恐竜が…
いやいや、わかりませんよぉ。恐竜とそんなに変わらない脳のカラスやオウムの頭の良さは尋常じゃありませんから(笑)。まぁボクも『DINO2』の中で描いたように、ピンポイント攻撃どころか、相手が厚いウロコで体を覆ってる恐竜だったら、突き刺す事ことさえ難しいと思いますけどね。

>手よりも前に足が出るってのは…。
ケラチン質の爪より、エナメル質の歯を使う方が合理的ですよね。歯も手も無い猛禽(まさにraptor)は、足を主力兵器にするしかありませんけど…(笑)。そういえば、トビの足の第二指の爪が、スカベンジャーのくせにドロマエオサウルス類なみにでかいんですよ。ヒクイドリの第二指の爪が長いのに驚いたこともあります。たしかに、でかいから武器ってワケではなさそうです。

ただ、ドロマエオ類の第二指末節骨はカミソリ状に薄いので切り裂くのには向いてるっポイんですよね。だからボクは、連中が狙ったのは、皮膚の薄い羽毛恐竜(鳥を含む)や哺乳類じゃないかと思ってるんです。

所 十三
2006/12/29 05:58
なるほどぉ、確かにカラスの頭の良さは感服するものがありますな(笑)

それにラプトルやドロマエオサウルスの歯って妙に奥に湾曲してるじゃないですか、だから喰らいついてそのまま食い込ませて引き千切るのにはもってこいかなと…

あ、トビのは俺も見たことあります。あれにしてみても確かに爪って持ち上げてませんよねそう言えば。

確かにでかいから武器ってわけじゃ無いみたいですね。

ディノニクスの爪化石のレプリカを持ってますが確かにかなりの薄さです。ただ私はあの爪の湾曲のしかたが妙〜に気にくわないのです。

(また続きます…すいません(汗))
夜月十五夜
2006/12/29 22:37
力学的な事は良く知らないのですが、相手を切り裂くものってあまり湾曲してないほうが切り裂きやすいと思うのですよ。例えば刀にしてもみねに刃がついていたら斬りにくいと思うんです。
ラプトルの爪はなんか刀なんて目じゃないくらい曲がってますからどーしても切るのには適してない気がするんですよねー…

皮の軟らかいほにゅう類などを捕まえる時は踏みつけるか飛び乗って(飛び乗るにはレペノマムス級の大きさが必要ですね(笑))突き刺す、ってのがイメージにどうしてもあるのです。

でもやっぱりそこまで頑張って脚の爪使うなら噛み千切っちゃったほうが早いんじゃないかな〜と、そんな風に思ったりしてます(笑)。
夜月十五夜MK2(笑)
2006/12/29 22:38
>夜月さん
哺乳類を狙うのは、やはり体の小さな子供のうちか、小型のドロマエオ類かもしれませんね。半分、樹上生活してるようなヤツが木の上から地上の獣めがけて飛び降りるフクロウの狩りのようなイメージかな。

だから歯を使おうとすると頭から地面に突っ込んで、とっても危険…(笑)。

成体が狙うのは、ヴェロキだったら、オヴィラプトル。ドロマエオだったら、キロステノテスあたりに飛びかかるってのは、どうです?

薄くて、内側にカーブした爪でも、羽毛恐竜の鳥皮なら、鎌やグルカナイフのように切り裂けそうじゃありませんか?

もちろん、組み付いた場合は、夜月さんの言う通り、歯の方が主力兵器で、足の爪は、ついでみたいなもだったのかもしれませんね。
所 十三
2006/12/30 00:01
ただ、強度を犠牲にしてまで薄くする理由を考えると、ナイフ型の武器って考えるのが自然な気もするんです。

まぁ、こんなこと言ってるボクも、トビやヒクイドリの足を見た時は、第二指の爪が武器なのか疑問に思いました。そんな時、丁度、ウチに遊びにいらした自称コエロフィシス画家の山本聖士さんに「あの薄さはナイフでしょ?」とあっさり言われ、ボクもあっさり「なるほど」と納得したしだいなんですけどね(笑)。
所 十三
2006/12/30 00:02
なるほど。

案外子供のうちの狩りはそうなるかもしれませんね(笑)最初は案外おっかけまわして遊んでるだけって事もありますが。

樹上からのカワセミ攻撃は痛い!(爆笑)
でも滑空能力のないラプトルやドロミオの場合樹上から爪を閃かせたとしても着地の衝撃がかなり来そうですけどね(笑)

オヴィラプトル対ヴェロキラプトル!…ど、どうなんでしょうねえ(汗)正直あのオヴィラプトルの鈎爪を見た時、「ああ、ヴェロキラプトルに勝ち目はないな」とも思いましたが…集団で襲えばなんとかなるのかな?いや、向こうだって集団営巣してただろうから明らかに分が悪い…ブツブツ。

(続きますです…はい)
夜月十五夜
2006/12/30 09:42
確かにグリカククリなんかの形状はラプトルの爪に良く似てますよね、で、自分なりに考えたんですよ。あの形状で切り裂くにはどうするのが最も効率がいいか。

相手が亜成体やモノニクス、シブウイアのような小型の獲物の場合。

相手に飛びかかって押し倒す。→第2指の鈎爪をえぐり込ませる。→後脚を思いきり引いて爪の先で引き裂く。

こんな感じなんですが…どうなんでしょう。(あまりイメージが湧いてこない(汗))

後亜成体で思い出しましたがミネラルショーで見たタルボサウルス亜成体の頭骨!!ビックリするぐらいディノニクスやユタラプトルの頭骨に似てますね。
当然微妙には違うんですが、かなりカルチャーショックでした。お金さえあるなら衝動的に買ってしまいそうなくらい綺麗な恐竜でしたよ!
夜月おはようございます十五夜
2006/12/30 09:43
>夜月さん
>ミネラルショーで見たタルボの亜成体…
あのKIKOさんとこの頭骨ですね?50万円以上つけてたヤツ。ホレボレするほど奇麗でしたね。

確かに、KIKOさんはタルボかも…って言ってたけど、そうは思えなかったなぁ。側頭窓の形はティランノサウルス科だけどやけに小さいし、かたや、前眼窩窓は、やたら大きくて、夜月さんがおっしゃる通り、オストロム先生が発表したデイノニクスの顔立ちにそっくりでした。

以前は、ティランノサウルス科かどうかも疑われていながら、最近、タルボの亜成体ではないか?といわれてるシャンシャノサウルスの復元があんな感じだったかと思います。骨の癒合具合までは確認しませんでしたが、眼窩の形は、成体っぽかったように思います。といってもあくまで、あのレプリカのオリジナル標本が変形していなければ…の話ですが。

ボク的には、なんでもかんでもタルボサウルス属に放り込んじゃうより、ティランノサウルス科発祥の地アジアには、いろんなティランノサウルス科の恐竜がウジャウジャいて欲しいんですが…(笑)。




所 十三
2006/12/30 15:57
あ〜聞いた事ない恐竜の名前が(汗)。

でもそうですねえ、アジアの方はティランノサウルス・レックスの祖先とされるディロング、グアンロンなど初期のティランノサウルス科の恐竜が立て続けに見つかっているので進化途中のものがうじゃうじゃいてもおかしくはないかと。

と言うかミネラルショーで見たタルボサウルス亜成体と言われている恐竜、あんな美人がうじゃうじゃいるなら大歓迎です(笑)。
夜月十五夜
2006/12/31 00:27
ドラゴンです。
遅ればせながら、リンクを貼っていただいてありがとうございます。

僕は個人的に、頬があっても全然おかしくないと思っています。
たとえばアルバータ州の恐竜州立公園から発見されたノドサウルス類のなかに、カジュアルにbuccal ossificationとよばれている骨が残っているものがあります。この完全な頭骨はダルハウジー大学のマット・ヴィカリアスさんが研究中で、ちょうど皮骨がほっぺたの部分にかぶさっているのですね。写真をお見せできないので、死後にたまたまはまりこんだだけじゃないかとつっこまれそうですが、ほぼ頭骨の保存状態や、皮骨が空隙にぴったりはまりこんでいることからみると、最初からそこにあったようです。この皮骨はどの骨とも関節していない(つまり頭骨内で『浮いている』)ので、そこに頬があってこの皮骨を支えてくれなければ困ったことになります。(註:ヴィカリアスさんはすでにこの標本をシンポジウムなどで発表しているので、未公表情報ではありません)
ドラゴン
2006/12/31 07:43
厳密なことをいうと、鳥盤類の頬の有無についてワニと鳥ではさんで考えるのはこの場合あまり役にたってくれそうにありません。というのは、この「挟みこみ」はもともと骨から軟組織を推測するための考え方で、該当する部分が似かよっていないと判断のしようがなくなるわけです。たとえば「獣脚類に頬があったかなかったか」という問題をワニと鳥ではさんで考えるのはオーケーです。
でも鳥盤類の場合では歯列(あるいは『歯槽辺alveolar margin』)が内側にオフセットになっていて、この空隙をおおうものがあったかどうかという問題になるわけですね。となると、ワニでは歯列は内側にずれないし、鳥にも歯槽辺はあるけれどこれまたオフセットにはなっていないし、両者とも鳥盤類と同じ空隙を共有していないので、推測のしようがなくなってしまいます。こういった場合は似たようなケースを他の動物で探すことになります。
ドラゴン
2006/12/31 07:45
乱暴なことをいえば鳥盤類の頬の空隙をカバーする軟組織があるかどうかが問題になっているわけで、何も哺乳類と同じような頬がなければいけないということにはなりません。最初に書いたノドサウルス類の皮骨のような物証がよろい竜にあるのならば、そして頬の空隙が共通の祖先までさかのぼるのなら、そのグループには頬のようなカバーがあったと考えていいと思います。
ドラゴン
2006/12/31 07:46
>ドラゴン
いやぁ〜はるばるカナダからようこそ!あんど情報ありがとう。ドラゴン!

「挟み込み」の話、なるほど説得力あるね。そのノドサウルス類の話も、発表済みだそうですが、初めて聞きました。じゃあ、『ユタ』にノドサウルス類を登場させる時は、頬つけちゃおうかな(笑)。
『恐竜公園』って事は、カンパニアンだっけ?『ユタ』の舞台のマーストリヒト期のノドサウルス類っていうと、何がいます?デンバーサウルスってどうなんでしょう?カーペンター先生は「あれはエドモントニア」とおっしゃってましたが、記載者のバッカーさんとは犬猿の仲だろうからなぁ…マーストリヒト期のエドモントニアとして描いちゃって良いのかなぁ?まぁ、『ユタ』にはカンパニアンの恐竜も、高地で生き残ってたっていう、強引な設定で登場させてるけど(笑)。  

じゃあ、これからも恐竜学最前線(本の名前じゃなくて)の兵士、いやサムライとして、頑張り過ぎない程度に頑張ってくれ。それから、ときどき、こうして最新情報を伝えてもらえると、おじさん、とっても嬉しいな。

厳しいカナダの冬、くれぐれも体には気をつけて、良いお年をお迎え下さい。
所 十三
2006/12/31 20:47
恐竜公園はカンパニアンですね。その上にベアポー・シェイルとよばれる海成層があって、その上のドラムヘラーから出てくるのはマーストリヒチアンです。
よろい竜を研究しているひとのあいだでは、「デンバーサウルス」は死語になっているようです。よろい竜の研究者はしばしば意見があわないのだけれど、このデンバーサウルスに関してはエドモントニア、と見事な意見の一致をみています。ただエドモントニア自体がかなり寄せ集め的な属になっていて、すでに命名された2種のほかにももう2種類ぐらいいるんじゃないかという意見もあります。前回のヴィカリアスさんの研究にしても、エドモントニアとパノプロサウルスの境界線もあいまいになっているというのが彼の意見のようです。
ドラゴン
2007/01/08 08:33
>ドラゴン君
情報ありがとう!

これで心置きなくマーストリヒチアンのエドモントニアが描けます。

パノプロサウルスがエドモントニアの雌だって話を昔聞きました。当然、確かめよいもない説ですが、やっぱり、かなり似てるんでしょうね?

化石商のジョージ・ヘスレプさんに初めて会った時、商品の中に鎧竜の皮骨板があって、「これは何?」と尋ねたらアメリカなまりで「パァナポーソールス!」と言われ、「はぁ?パイナップルソース?」とマジボケかましたのを思い出しました(笑)。
所 十三
2007/01/09 04:38

コメントする help

ニックネーム
本 文