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恐竜の季節とも言える夏も近いし、久しぶりに本格的な恐竜関係の画像を貼ろうかと思います。 もう10年くらい前になるかと思いますが、アメリカはニューメキシコ州、リオアッリバ郡のゴーストランチに参りました。ここは知る人ぞ知る、かのコエロフィシスの集団化石が発見された発掘地です。 近くにこれと言った観光地も無く、なかなか訪れる機会に恵まれる方も少ないかと思いますが、素晴らしい発掘地なのでご紹介しておきたいと思います。 ゴーストランチの入り口にある看板です。 「幽霊牧場」の名にふさわしく、牛の頭骸骨がデザインされてたりしてカッコイイでしょ? 発掘地から数百mって所にある小さな博物館。館内では、現在でも現場から切り出した岩塊のクリーニング作業が続いています。 真ん中に、コエロフィシスのものと思われる足が関節した状態で見えます。コエロフィシスだけではなく、三畳紀後期に生きていた様々な動物の骨が寄せ集められた「ボーンベッド」からは、原始的なワニ類や恐竜形類(極めて恐竜に近い爬虫類)の発見が続いています。 今まさに掘り出されようとしている顎。コエロフィシスのものでしょうか?長さがやけに短く見えるので違う動物のものかもしれません。 クリーニングされたコエロフィシスの頭骨が展示されていました。奇麗でしょ?細かなひび割れが貫乳、保護剤が釉薬のように見えて、まるで陶器のような輝きを放っていました。 ボクの大好きな歯をアップにしてみました。鋸歯は肉眼では確認できないほど細かいのか?それともピンぼけのせいでハッキリしないのか? これといった観光地が無いなんて言っちゃいましたが、建築やインテリアに興味のある方ならよくご存知のサンタフェ(宮沢りえさんの写真集の方が有名かな?)の町はニューメキシコでしたね。 ネイティブ・アメリカンの遺跡チャコ・キャニオンもお薦め。石造り3階建ての巨大円形住宅は見事です。 たしか、警部マクロードの故郷でもありましたよね?(懐かしいねぇ〜!) 恐竜関係では、ジュラ紀後期のセイスモサウルス(今ではディプロドクス属に入れられちゃったみたいですが…)や白亜紀後期のハドロサウルス類、ナアショイビトサウルス(ナアショイビトはネイティブ・アメリカンの部族名)などが、州都アルバカーキにあるニューメキシコ州立自然史博物館で見られます。 ついでにゴーストランチまで足を伸ばしてみてはいかがでしょう。 オマケは先頃『ユタ』に登場したトロオドン(トゥロー)の近縁でアジアにいたサウロルニトイデスの頭骨。(群馬県神流町恐竜センターにこの頭骨のレプリカがあります) この頭骨を元にトゥローの頭骨を復元しましたが、もしかしたら北米のトロオドンはもう少し顎が細長いかもしれません。 というのも、手元にある古い資料の「キロステノテスの顎」とされている細長い下顎が、もしかしたらトロオドンのものなんじゃないか?とボクは疑ってるんです。 歯の無いはずのキロステノテスの顎に小さな歯槽(歯の入る穴)がズラリと並んでるんだから説明を鵜呑みに出来る筈もありません。この時代(カンパン期)にいた小さな歯の獣脚類と言えばやっぱりトロオドンかな…と。 …で、「この下顎」とサウロルニトイデスの下顎を見比べると、かなり「この下顎」の方が細長いんです。 というわけで、先々、完全なトロオドンの頭骨が見つかって、もしサウロルニトイデスより細長い顎だったらごめんなさい…と今のうちに言っておきます(笑)。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
陶器の恐竜! |
ピカイア 2007/06/23 14:45 |
ここがゴーストランチですか。現在では完全に荒れ果てた地だとイメージしていたのですが、半砂漠地帯といったところですかね。コエロフィシスの時代から2億2千万年以上たった現代ではどういった動物の生息地となっているのでしょうか。 |
古生物大好き 2007/06/23 21:08 |
>ピカイアさん |
所 十三 2007/06/25 03:50 |
>古生物大好きさん |
所 十三 2007/06/25 04:07 |
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