所十三の「恐竜漫画描いてます」

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help リーダーに追加 RSS アリゾナのダイナソートラック

<<   作成日時 : 2007/09/24 00:33   >>

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もう10年近く前の事だったかと思いますが、アリゾナ州北部のTuba Cityにほど近い(5マイルほど)恐竜の足跡が大地一面に広がる場所を訪れました。観光ガイドにも載っているその場所の名は『ダイナソートラックサイト』……そのまんまですね。

恐竜の足跡化石は、その多くがゴーストプリントによるものだと言われています。ゴーストプリントというのは、恐竜の足の裏が直接地面に触れて出来た足跡ではなく、一枚下の地層に圧力がかかって出来る足跡なんだそうで、微妙に不鮮明な形になるためにゴーストと呼ばれています。

足跡が残るような柔らかい地面がそのまま化石化するという事がいかに稀な出来事であるかは容易に想像できますが、この『ダイナソートラックサイト』の足跡はゴーストプリントとは思えない鮮明なものでした。



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其処は乾燥した不毛の大地の真っただ中にあります。見ての通りまわりには何にもありません。




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これが、そのありかを示す唯一の看板(?)。此処に、近くに住むナバホ族の方が待機してて、チップを渡すと説明をしてくれます。…ということは、此処はインフォメーションセンターってことでしょうか(笑)。



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その大地には紛うこと無き恐竜の足跡が其処此処に…。



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よく見えるように用意した水を注いでみました。



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獣脚類のものと思われる足跡。爪の跡まで鮮明です。

爪の先端(この写真だと左側の指先)は、ボクの人差し指が入らない程深く狭くえぐれています。恐竜の爪ってこんなに幅が狭いの?もしかして末節骨の尖端から細長いケラチン質の爪が長く伸びてたの?…なんて一瞬考えましたが、足をぬかるみから引き抜いた後に柔らかい泥が左右から崩れただけかもしれません(右側の指先なんか先端部がトンネル状になっちゃってますから)。どちらにしてもコレは絶対ゴーストプリントじゃありませんよね?



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こちらは植物食恐竜のものでしょうか?右上に、最後まで地面に着いてた第三指(真ん中の指)が泥を蹴ったために出来たと思われる盛り上がりまで確認できる足跡があります。指の動きまで想像させるこんな鮮明な足跡は見たことありません。





ナバホのガイドさん(?)の説明によると一番大きなヤツは「T-rexのものだ。」とのこと…あれ?ここって白亜紀末の地層だっけ?もう少し…いや、もっとずっと古い地層だって聞いたような…。

「それよりちょっと小さいのはスピッターの足跡。」えっ?ス、スピッター(唾吐き)って?あの…もしかして…ジュラシックパークの中でのディロフォサウルスの愛称?…えっと…じゃ、もしかして…「一番小さいのはラプターの足跡だ。」…やっぱり。

「なるほど。わかりやすいように全部ジュラシックパークに登場する恐竜の名前で説明してくれているんですね?」……って…、こらぁ〜っ!チップ返せぇっ!!……なんてとても怒れないほど楽しい思い出話になっちゃいました(笑)。

でも、後で調べたら、ここはジュラ紀前期の地層だそうで…。もしかしたらスピッターの足跡は本当に混じっていたかもしれませんね。

比較的近い(約60マイル)大きな町は、グランドキャニオン観光の基地で、スポーツ選手の高地トレーニングに使われることもあるスキーリゾートのフラッグスタッフ。ここには、スクテロサウルスや珍しい3Dのディロフォサウルスの全身骨格レプ(ディロフォサウルスは、レリーフ状態のレプがほとんど)が展示されている北アリゾナ大学付属博物館があります。

グランドキャニオン観光のついでに如何でしょう?





オマケは久しぶりにアリゾナ産の現生恐竜たち


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真っ赤なカージナルと同属のCardinalis sinuatus…かな?



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同じ鳥です。近くまで飛んで来たところを撮り直しました。


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Carpodacus mexicanusってやつかな?ハウスフィンチって呼ばれてる鳥です。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
あ、すごいはっきり写ってますね。この足跡。
地元は長野の白馬でも獣脚類の足跡が見つかっていて、前に見に行きましたが良く見てみると足跡の内側が妙にえぐれていて、圧力がかかっていたんですが恐竜ってそんな内股になるんですかね?

後歩き方が片足を踏み出してから同じくらいのとこに別の脚を置いて、その脚をまた前に出しているように見えました。これも変な歩き方だなあと、もしかしたら間違った風に見ているのかもしれませんが。


さっすが解説は一般の人向けですね(爆)てか多分ガイドの人もわかってないんじゃないかなあ(笑)。
夜月十五夜
2007/09/24 20:31
すごいなあ。こんなところがあるなんて。
ただしガイドさんはアメリカの見世物の講釈師って感じですね。恐竜大国アメリカでも一般人はこの程度で納得するのかな―安心したようなさびしいような。

そういえば以前テレビで「生きていた恐竜!」なんて銘打っているので「鳥か?」と思って見ていたら、なんとコモドドラゴンがでてきたのにはがっくり。それに比べたらジュラ紀と白亜紀の差くらい何さ!ですね。ちゃんと「恐竜」だもの。
ピカイア
2007/09/25 13:31
>ピカイアさん

以前っていつ頃の話ですか?その手の番組が未だ放送されているとはがっくりというより薄ら寒くなりますね。こんなだから金子隆一さんなどの批判を受けるのでしょう。

足跡の正体、もう少し見当がつけられるといいですね。時代から考えて最大のものこそがディロフォでは?と思ったのですがもし実際にそれよりデカい肉食恐竜のものだったとしたらこれは興味深いです。ぜひ骨格にもお目にかかりたい所ですね。
古生物大好き
2007/09/26 18:33
<古生物大好きさん
悲しいことに今年の夏休みです。10年前ならいざ知らず、今時?と私も我が目を疑いました。以下、その番組のホームページからの抜粋。

<今回は、インドネシアにいるという 「恐竜の生き残り」を見つける!という調査。 その恐竜の生き残りは、凶暴な肉食獣で、 100mを10秒で走ることができるという俊敏さを持ち、 地元の人々を襲うこともあるという。 その調査を任されたのは、「恐竜が大好き!」というモデルの・・・ちゃん。自宅にも恐竜グッズがたくさんあるという。 そんな・・・ちゃん、インドネシアに到着。 (続く)
ピカイア
2007/09/27 09:41
って、私ネチケットに詳しくないので、こういうコピペはまずいのかな。所先生、まずかったら引用部分の削除お願いします。
まあ、こんな感じだったんですけどね。
ピカイア
2007/09/27 09:49
<ピカイアさん

これはもはや恐竜がどうこうというレベルの番組ではなく単なる低級なバラエティー、いやそう呼べるかも怪しい代物ですね。しかも平然とホームページまで作るとは!正直私は見なくて良かった、いや存在も知らなければもっと良かったと思います。精神衛生上良くないですから。

とここまで述べてきてなんですが、怖いもの見たさという気持ちもまたあるので、そのテの番組がいまどきまだ他にあるのかなということも知りたくなってしまいました。
古生物大好き
2007/09/28 20:24

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