所十三の「恐竜漫画描いてます」

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 台湾版『ユタ』の題名は『龍國少年』

<<   作成日時 : 2007/11/28 04:54   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 13

今日、『ユタ』の台湾版『龍國少年』1、2巻が届きました。


画像



『DINO2』の台湾版の時も思いましたが、恐竜の名前の綴りが楽しいです。


画像
トリケラトプスはやっぱり「三角龍」なんですね。ちなみにペンタケラトプスはもちろん「五角龍」、カスモサウルスが「開角龍」、アンキケラトプスは「準角龍」。トロサウルスは「牛角龍」…と焼き肉チェーン店のマスコットにしたいような名前です。
 
T-rexはたぶん「覇王龍」かな?覇の文字の冠が「西」じゃなくて「雨」なのですが…。

日本の常用漢字には無い漢字もあるので、正確にはお伝え出来ませんが、他にもいくつかご紹介しましょう。

パキケファロサウルスはそのまんま「厚頭竜」ですね。以前、北京の古脊椎動物古人類博物館で見たマイクロパキケファロサウルスの漢字が「小禿頂竜」と書いてあって「禿げ頭って意味かぁ?」と親近感を覚えつつ笑ったんですが、台湾では違うようですね。

画像
マイクロパキケファロサウルスのラベル

ちなみに、下がその標本。

画像
部品のままだと素人目には、パキケファロサウルス類なのか何なのか、よくわかりませんね。



話を戻して…。

オルニトミムスは「似鳥龍」、キロステノテスは「細手龍」、ナノティランヌスは「矮暴龍」、ドロマエオサウルスは「奔龍」と、だいたいどれも意味から漢字を選んでますが、アルバートサウルスのように地名からきた名前はそうもいかず、「亞伯托龍」となります。ランベオサウルスも人名から付いてるので「蘭伯龍」エドモントサウルスにいたっては、もう見たこと無い文字が混じってて書けません。

ゴルゴサウルスが面白くて「悪魔龍」と書いてあったり「魔鬼龍」だったり…。どちらにしても迫力あります。

ダスプレトサウルスは…すみません。見たことあるよな無いよな漢字でした。

台湾版が出ると、中国(本土)の研究者とご挨拶する際、名刺代わりにプレゼントできて助かるんですよね。

カナダの一部地域から御要望があるように、英語版が出ると一番助かるんですが、『DINO2』も韓国版、タイ版にとどまったくらいですから難しいかな?

メリーランド大学のトム・ホルツ先生が、『DINO2』に引き続き『ユタ』もご愛読下さってるようですが、どっかアメリカの出版社に推薦してくれないかなぁ…(笑)。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
私も恐竜の名前を漢字にした場合どうなるんだろうって考えて、悩んだのが地名や人名の名前でした。

アルベルトサウルス、アマルガサウルス、スキピオニクスなどどうなるんでしょう?

スキピオニクスなんか私は「英将爪」でした(笑)。

…ミクロラプトルなんか「小盗(コソドロ)」になるんですかね(汗)
夜月十五夜
2007/11/28 22:14
>夜月さん

「アルベルトサウルス」は明治時代の日本で決められた学名の読み方に沿ったもの(その本でも「現地の読み方でも良い」とされてますから「アルバートサウルス」でも間違いではありません)ですから「亞伯托龍」のままで良いんじゃないでしょうか?

アマルガ(地名)にしてもスキピオ(人名)にしても、きっと中国や台湾で当て字を決める(もう決まってる?)んでしょうから個人的に勝手な漢字を当てはめない方が無難でしょうね(笑)。

ミクロラプトルはご想像通り「小盗竜」(中国本土)だったかと思います。
所 十三
2007/11/29 03:19
>所先生
>T-rexはたぶん「覇王龍」かな?覇の文字の冠が「西」じゃなくて「雨」なのですが…。

「雨」が本字です。「西」は俗字というか、略字体ですね。(角川「新字源」より)

漢字、面白いですね。
読めない漢字も興味あります。今度それも教えてくださいね。調べてみたいと思います。
ピカイア
2007/11/29 10:00
>ピカイアさん
>読めない漢字も興味あります。

ダスプレトサウルスは、たしか…古い本で「おそるべし」って書く時に使う漢字(ボクのパソコンだと変換できない)なんじゃないかと思います。違ったかなぁ?リッシンベンに、つくりは、目を二つ上に並べて下がフルトリです。

エドモントは「エ」がぼくの知らない字で、クサカンムリの下に「又」の左上に点を打って横棒を無くした字…という説明でわかるでしょうか?

ドモントは「徳」の旧字体に「蒙托」です。

あと、?なのはパラサウロロフスの「副龍○龍」。これは「当て字」ではなく、「意味を表した字」なんですが○の部分に木ヘンに「節」の字が入ります。きっと「龍○龍」でサウロロフスって読ませるんでしょうね。つまり○の字にはラテン語のロフスという意味があるはずです。

なんか暗号の解読作業みたいですね(笑)。
所 十三
2007/11/30 05:13
>ダスプレトサウルスは、リッシンベンに、つくりは、目を二つ上に並べて下がフルトリです。

恐く、とか危ぐの「く」ですね。私のパソコンでも出ません。意味は「恐れる」ですが、1字なのですか? 「○龍」と書いてあるのですか?

>エドモントは「エ」がぼくの知らない字で、クサカンムリの下に「又」の左上に点を打って横棒を無くした字…という説明でわかるでしょうか?

艾(もぐさ・よもぎ)ですね。音は「ガイ、ゲイ」または「エイ」。
「艾徳蒙托龍」でよいのでしょうか。

>あと、?なのはパラサウロロフスの「副龍○龍」。これは「当て字」ではなく、「意味を表した字」なんですが○の部分に木ヘンに「節」の字が入ります。きっと「龍○龍」でサウロロフスって読ませるんでしょうね。つまり○の字にはラテン語のロフスという意味があるはずです。

サウロロフスは「隆起のあるトカゲ」だそうですが(ネット調べ)「櫛」には「くし」の意味しかなさそうです(あくまで手持ちの辞書では、ですが)。
「龍櫛」でハドロサウルス科のデンタルバッテリーを表している、というのはどうでしょうか。
ピカイア
2007/11/30 10:00
>ピカイアさん

ためになりました。有り難うございます!3巻以降が手に入ったらまたお願いします(笑)。

いやぁしかし、瞬間的にせよ、「櫛」が読めなかったってのは、恥ずかしいですね(笑)。

ロフスには冠という意味もあるようです。もしかしたら「櫛」という字に、「頭の上にのせるもの」もしくは「頭を飾るもの」とかいう意味があって、「くし」を簪などと一緒に頭の上に載せてた(飾ってた)昔の日本人が当て字した…ってことは考えられませんか?

でも、「くし」を頭に載せたのは江戸時代以降でしょうから、それまで「櫛」という漢字は使われてなかったってことになっちゃいますね?

漫画家の勝手な想像で漢字の歴史変えちゃいけませんね(笑)。
所 十三
2007/12/01 04:14
面白いですね。

冠という意味があるならそのまま頭に櫛を載せた姿を現しているのかもしれませんね。
そうするとその前の「龍」の字が気になります。
「パラ」は「副」の意味で1字でよいのでしょうか。

「龍櫛」に、どういう意味があるのか。ちなみに「龍節」ということばはありました。「龍の飾りのついた旗印・王から軍事権を委任されたしるし」だそうです。中国では「龍」は王を表す言葉なんですね。そこらに何かあるかも。

今度図書館に言ったら調べてみます。その前に誰か詳しい方が教えてくださるかな。

ところで、日本人が当て字したって、そんな事実というか可能性があるんですか?
ピカイア
2007/12/01 09:12
ごめんなさい。当て字とは「櫛」の字の話でしたね。江戸時代に日本で恐竜に名前がついていたの? と勘違いしてしまいました(爆) 物語のアイディアにはなるかも。

櫛の字は元からくしの意味らしいです。また「櫛の歯のように密に並ぶさま」の意味もあるのでふとデンタルバッテリーを想像したりもしたのですが。
ピカイア
2007/12/01 09:31
>ピカイアさん

たぶん…「副」がパラ(近い・似ている)「龍」がサウロ(トカゲ)「櫛」がロフス、最後の「龍」が恐竜であることを表す字でパラ・サウロ・ロフスを「副龍櫛龍」と書くんじゃないでしょうか。


所 十三
2007/12/01 09:35
お久しぶりのコメントです。
漢字で意味が推定できるだけに日本人には楽しめますね。「恐竜データ集」に日中対応表がありました。そちらではパラサウロは「副櫛龍」でしたが…統一してないのかもしれませんね。
M.A.F.
2007/12/01 14:32
>M.A.F.さん

お久しぶりです。

「副櫛龍」…この方がわかりやすくて良いですね。早速「恐竜データ集」を見に行ったら中国本土の表記みたいですね。それで台湾版と違うのかもしれません。
所 十三
2007/12/02 09:16
>所先生

副龍・櫛龍という感じなのですかね。
恐竜データ集行ってみました。サウロロフスは「櫛龍」 あ、なるほど、ですね。
これから恐竜ファンになる人は中国語とモンゴル語も扱えないと駄目かしら。

どんどんハードルが高くなる(TT)
ピカイア
2007/12/04 10:07
こちらもお久しぶりのコメントです。パソコンが完全クラッシュし、ようやく新しいのを買えたので。

ミクロラプトルが「小盗竜」だとギガントラプトルはやっぱり「大盗竜」になるのですかね。

こうして一通り漢字変換(?)された恐竜名を見てみると、漢字圏の国の人に恐竜に興味を持ってもらうには命名の際に地名・人名に頼るのはあまり良くないなと思いました。やっぱりその恐竜のイメージが湧きにくいでしょうからね。

向こうの人には失礼かもしれませんが台湾には恐竜のみならずこれといった古生物が見当たらないような気もします。中生代には台湾は海中だったからとかですか?それでもめぼしい化石があれば知りたいのですが。恐竜に限らず。
古生物大好き
2007/12/05 15:01

コメントする help

ニックネーム
本 文