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とうとう歯が出たみたいですね。ボクが行った時は環椎(第一頸椎)発見の発表がありましたが、相次ぐ日本初の発見にホント心が躍ります。 歯は脱落歯ではなく未萌出の歯…だとか。植物食恐竜の歯はかなりの勢いで咬耗しますから使用中の歯の先端は多かれ少なかれ削れています。 多かれ…の例。先端の尖った部分は削れて無くなってます。 モロッコ産の竜脚類の歯です 少なかれ…の例。先端が削れ始めたばかりで、まだ歯本来の形をとどめています。 こちらもモロッコ産竜脚類の歯です。 ティタノサウルス形類の歯でも、いわゆるスプーン型の歯(ブラキオサウルスやカマラサウルスなど)が咬耗するとこんな感じに尖ったりします。(写真はロンドンの自然史博物館の標本です) 植物食恐竜だからと思って甘く見ると大怪我しそうな歯ですよね(笑)。 『ひとはく』発表の写真を見ると、丹波竜は同じティタノサウルス形類でも、このタイプの歯ではなさそうです。 やはりモロッコ産とはいえ、時代が同じ白亜紀前期のこれとか… イギリスのワイト島産のこれに近いような感じに見えます。 この標本はドーバーの荒波に洗われて、すっかり表面が摩耗しちゃってますが、石川県白山市の大嵐谷(白亜紀前期の手取層)から見つかった竜脚類の歯がこれを尖らせたような感じのフォルムをしてるんですよね。 今まで国内で見つかった竜脚類の歯が、上の画像の様な歯(自然に抜け落ちた脱落歯)ばかりだったのは、その歯の持ち主の近くから見つかった例が無かったからです。 もし、今回のように持ち主さえ近くにいれば、使用中の歯より未萌出の歯の方が断然見つかりやすくなります。 というのも竜脚類の顎の中にも、他の恐竜と同じようにこれから生えて来る未萌出の歯がぎっしり詰まっているからです。 下の画像はその例としてわかりやすい標本かと思います。 ディプロドクスの亜成体の顎に並ぶ歯。 使用中の歯(一列目の長い歯)の後ろには、顎の中で育ちつつある未萌出歯がズラリと並んで、いわゆるデンタルバッテリーを形成しています。 歯冠の部分が、スプーン型の歯のように膨らまず、細長い…という点は丹波竜の歯と共通するかもしれませんが、先端の形が違うように見えます。 それにしても、顎の一部(約四分の一)だけで、これだけの数があるとすると、これからも丹波竜の歯は大小様々、続々と見つかるのではないでしょうか? できれば、この画像の標本のように顎に埋まったままの状態で見つかれば最高なんですけどね。期待してますよ! |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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人と自然の博物館のページに写真がありますが、かなりとがってますね。 |
kurt 2008/03/03 12:13 |
>kurt先生 |
所 十三 2008/03/04 23:37 |
はー、ディプロドクスにもデンタルバッテリーが…竜脚類には無くてニジェールサウルスが特別のものとばかり思ってました。 |
モルモル 2008/03/05 22:19 |
>モルモルさん |
所 十三 2008/03/06 10:11 |
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