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前回、丹波竜(仮名)の歯の話をしたので、そのしばらく前に発表のあった第一頸椎(環椎)のお話をちょっと。 ちょうど我が家に、ディプロドクスの亜成体の頭骨と、付属する頸椎のレプリカがあるので、比べてみようと思います。 丹波竜の環椎は画像を勝手に使うこともできないので、『ひとはく』のホームページをご覧になって下さい(左のリンクバナーから飛べます)。 さて、ディプロドクスの環椎は丹波竜のものとはかなり形が違います。『ひとはく』の三枝先生によればディプロドクスの方が少数派みたいですね。 これがディプロドクスの第一頸椎(環椎)を前(?)から見たところです。 後頭顆(頸椎と繋がる頭骨の出っ張り)がハマる凹みがわかるでしょうか?丹波竜のものは、ここがもう少し広い感じだったように思います。 環椎と繋がる後頭顆 ディプロドクスの場合、後頭顆がつぶれたような形をしているから、環椎の凹みもコレに合うような形をしているわけです。 丹波竜は後頭顆の形がディプロドクスほどつぶれてないので、環椎の凹みも広いんですね。以前、「日本で初めて見つかった竜脚類の脳函」として発表された後頭部に付いてる後頭顆を見てもらえばわかりますが、ピッタリはまりそうです。 角度を変えて…。 丹波竜のものは、この標本レプリカの白いパテが入った部分が癒合して三つの部品が一つの骨になっています。この標本はまだ亜成体なので癒合してないんでしょうね。 上に付いてる翼のような突起は、発表された丹波竜の環椎には見られませんが、もともと無いのか、まだ見つかってないのか三枝先生に確認し損ねてしまいました。今度、訊いておきます。 この環椎(左)が軸椎と呼ばれる第二頸椎(右)と繋がります。 ドッキング前 ドッキング終了 頭骨と繋ぎます。 ちょっとうつむき過ぎですかね。より自然な角度にすると立ってくれないので…。 …でこんな風に第3頸椎が繋がるわけです。 このくらいの角度が自然かな?どちらにしてもうつむき加減で、鼻孔が前を向く感じ。 『DINO2』でも書きましたが、これらディプロドクスやアパトサウルスといった面長な竜脚類の顔は、鼻孔が頭の上に付いてるのではなく、下草を食べるために口が下に向って伸びた…と表現するのが適当かと思われます。言ってみれば「鼻の下を伸ばした連中」…ですね。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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このように骨格の細部まで覗いてみると恐竜の骨格を観察する醍醐味は何も表面的なものばかりではないのですね。竜脚類の頚椎1つとっても、「ふむ、ここはこのように動くのか。」とつい感心してしまいました。 |
足立瑛彦 2008/03/04 17:51 |
こういう角度からは、なかなか博物館ではみられないので、助かります!!うまくはまるものですね〜。角竜特集、賛成です。是非お願いします。もちろん、先生にお暇があるときで結構です。よろしくお願い致します! |
ズッポ 2008/03/04 20:55 |
>足立くん |
所 十三 2008/03/04 23:53 |
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