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丹波竜の発見者、足立さんと村上さんが最初に見つけたのは岩壁から突き出た肋骨の一部だそうです。 少し掘り進むと、やがて尾椎や血道弓が見つかります。この時見つかった血道弓が最大40センチに達することから、一般的な竜脚類との比較で当時、もしかしたら30メートルを超える個体ではないかと言われました。 しかし、その後見つかった骨のサイズから、もう少し小さいのではないか?と疑われ始め、そして腸骨の発見に至って、どうやら最大でも20メートルに満たないのではないか(おそらく15メートル程度?)…ということになったようですね。 まぁボクら恐竜ファンには、サイズなんかより、この素晴らしい保存状態や「血道弓が異様に長い」という固有の特徴のほうがずっと嬉しいもんなんですけど…。 現場の地層の角度を示す岩。川の水面と比べるとその傾斜角度がわかるかと思います。丹波竜もこの角度で、右半身を下にする格好で寝ています。尻尾が高い位置に、前半身が深い位置にありますが首を後ろに反らせていたせいか、脳函は骨盤の近くから見つかっています。 脳函を右斜め後ろから見たところ。脳函は脳を包む骨、脳を入れる函(はこ)ってことですね。丸い出っ張りが第一頸椎(環椎)にはまる後頭顆。竜脚類の化石で頭骨が見つかるのは稀です(たとえ脳函の一部でも…)。全身復元骨格の多くが、頭骨が見つかっている近縁の恐竜の頭骨に似せたものを想像で作って取り付けています。 『ひとはく』館内の説明パネル。わかり易い図です。 後頭顆を受ける環椎(第一頸椎)。以前このブログでご紹介したディプロドクスの環椎とは随分違う形で、明らかな系統の違いを示しています。 右腸骨を内側から見た形になります。 この辺りが右仙肋骨。本来あるはずの仙椎(腰骨を構成する脊椎)と右腸骨を繋ぐ骨です。左の腸骨と仙肋骨、仙椎は化石化する前の段階で失われた可能性が高いそうです。 このアパトサウルスの骨格模型で説明すると、この白く囲んだ部分が、左腸骨と左仙肋骨を外側から見た形になります。でもこちら左側ですから、丹波竜はこの反対側が保存されていました。 そして、これが例の歯(未萌出歯)。先端が尖ったフォルムとエッジの鋭さは、同じ「細長い鉛筆型」でもディプロドクス類のものとはひと味違います。以前紹介したモロッコ産のディプロドクス類(レッバキサウルス?)の歯と見比べて頂ければわかるでしょうか? 手取層で見つかった「大嵐竜(仮名)」の歯のエッジに似ています。大嵐竜の歯はややS字に曲がっていますが、あのカーブが、従来言われていたスプーン型の膨らみによるものではなく、竜脚類の奥歯に見られるようなS字カーブだとすれば、丹波竜と同じタイプの歯と考えることも可能ではないか?などと考えてみたりもしてますが、果たしてどうでしょう?その辺りのお話も三枝先生に聞いてみたいところです。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
>血道弓が異様に長い |
古生物大好き 2008/07/08 23:36 |
>古生物大好きさん |
所 十三 2008/07/09 12:27 |
御返事ありがとうございます。 |
古生物大好き 2008/07/09 13:54 |
>所先生 |
ピカイア 2008/07/09 16:57 |
>古生物大好きさん |
所 十三 2008/07/09 17:59 |
>所先生 |
boxかめさん 2008/07/09 18:59 |
>ピカイアさん |
古生物大好き 2008/07/09 22:36 |
象でも泳ぎうまかったりしますもんね。 |
K−1 2008/07/10 07:45 |
>boxかめさん |
所 十三 2008/07/10 07:57 |
>所先生 |
ピカイア 2008/07/10 10:06 |
>皆様 |
boxかめさん 2008/07/10 13:20 |
>boxかめさん |
所 十三 2008/07/10 15:10 |
足の紛失が自然によるものではなく獣脚類による仕業だとすると、小さめとはいえ竜脚類の足を引きちぎる程パワーのある、フクイラプトルよりは大きな獣脚類が同環境にいたということでしょうか? |
カワタカ 2008/07/10 20:36 |
>チタノザウルス |
古生物大好き 2008/07/10 22:53 |
>古生物大好き |
カワタカ 2008/07/13 00:54 |
>古生物大好きさん |
カワタカ 2008/07/13 00:56 |
>カワタカさん |
boxかめさん 2008/07/13 13:41 |
20メートルに満たぬとはいえ、丹波竜は日本の恐竜では大きいほうではありませんか。日本と同じく大小の島々が点在していた白亜紀のフランスにはアンペロサウルスが生息しており、その全長も少なくても15メートル(それでもティラノくらいだ)最大18〜20メートルにも達したというから、いわゆる、「島の法則」には当てはまらない生物も中にはいたのではないでしょうか?かつて島々が点在するのみだったルーマニアのマジャーロサウルスもその後の研究でそれほど小さくなかったという例もあります。 |
足立瑛彦 2008/07/13 16:48 |
>カワタカさん |
古生物大好き 2008/07/14 21:40 |
>足立くん |
所 十三 2008/07/16 01:15 |
>boxかめさん |
カワタカ 2008/07/17 00:31 |
>カワタカさん |
古生物大好き 2008/07/17 21:49 |
>カワタカさん |
boxかめさん 2008/07/18 08:39 |
>古生物大好きさん |
カワタカ 2008/07/20 11:30 |
>カワタカさん |
古生物大好き 2008/07/20 20:56 |
はじめまして、りゅうと申します。 |
はじめまして。 2008/07/22 07:44 |
>りゅうさん |
所 十三 2008/07/22 20:58 |
>古生物大好きさん |
カワタカ 2008/07/24 18:51 |
ご返事、ありがとうございました。 |
りゅう 2008/07/25 09:10 |
>りゅうさん |
所 十三 2008/07/25 16:00 |
新潟の開会式、お疲れ様です。 |
りゅう 2008/07/28 08:49 |
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