所十三の「恐竜漫画描いてます」

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zoom RSS 2010 夏  総ざらい

<<   作成日時 : 2010/09/03 23:36   >>

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厳しい残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

気温的には、まだ終わった気がしない夏ですが、9月に入ったところで、ちょっとこの8月を振り返ってみようかな…と。

7月末までに『AL』の原稿を描き上げて荘川へ…。8月に入って先ず『ウォーキング・ウィズ・ダイナソー』のジャパンツアーを観に行きました。






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ブラキオサウルスの親子…G・ポールさんに言わせれば、ギラファティタンの親子…でしょうか?





チケットが発売即完売の状態で、なかば諦めていたんですが、嫁の知り合いを通じて埼玉公演のチケットを正規の値段で購入することが出来ました。





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『恐竜総進撃 ーティラノ対トロ対アンギラスー』




横浜公演を観た熱心な恐竜ファンの中からは「ちょっと喰い足りない」…といった批判的な意見も出ていたんですが、期待しすぎない状況で見たおかげで充分楽しめました。

ただ、コストパフォーマンスの面からは、恐竜ファンならずとも批判的になる方もいるかもしれませんね。

「世界中で500万人も観たんなら、もう充分元取ったんとちゃうんかい?もっと安くせぇや!」…的な声が上がってもおかしくないかな…と(笑)。






この後、姪を連れて六本木の『地球最古の恐竜展』とディズニー・シーへ






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西部から東部の大都市へ運搬中(?)のトリケラトプスの頭骨。なかなか良いレプリカです。






実はボク、これがディズニー関連施設初訪問。

講談社で描いてた時なんか特別待遇で行けたんですが、恩恵に浴したのは嫁だけで、ボクは一度も行ったことがありませんでした。

わかっていたんです。きっと素直に楽しめないだろう…って。

結果は予想通りの敗北感…。

そうなんだよ。日本の漫画やアニメは世界に誇れる文化だ!…なんて声高に主張する人達が沢山いるけど、ディズニーランド見たら、日本はその「文化」とやらを全く活かすことができてないってことを痛感するんじゃないか?…って…。

やっぱりだ。

みんなミッキーやミニーやドナルドを目を輝かせ、夢中になって追いかけてる。

手塚先生がウォルト・ディズニーに憧れていた時代と少しも変わってない。

そういえば、漫画やアニメの殿堂を創ると言って一笑に付された首相がいたっけ…。殿堂…そんなものしか思いつかないんだよなぁ…日本のトップは…。

テーマパーク流行りの昨今でも、出版社やアニメーション制作会社の垣根を取っ払って、国産の「夢の国」を創る…なんて話は聞いたことない。

作品としては、ディズニーに負けないものも沢山あるだろうに…。

テーマパークの中なら実物大の巨大ロボットを動かす技術だって、今の日本ならあるだろうに…。

ディズニー一社に敵わない状態で「世界に誇れる文化」なんて言えるんだろうか?

いや、そもそも日本人の漫画家が日本でディズニーみたいな作品を描いたとして、世界的な評価を得られるんだろうか?

日本国内だけでも「こんな誰にでも愛されるような良い子ちゃんが主人公じゃつまんない!しかも動物?」…なぁんて言われちゃうんじゃないだろうか?

…てなことをいろいろ漫画家は考えちゃうわけですよ。職業柄…(笑)。

そういえば…『ウォーキング・ウィズ・ダイナソー』にしたって、あの会場を埋め尽くしていた子供達の一部でも恐竜漫画を手に取ってくれていたら、連載は続いていたんだよなぁ…なんて個人的なことまで(笑)。

…と、まぁ、そんなジェラシーにも似た気持ちを抱えながらも、その圧倒的な物量とエンターテインメントを前に、最終的には『ウォーキング・ウィズ・ダイナソー』も『ディズニー・シー』もしっかり楽しんでるんだから、「やっぱ米英には敵わないや!」…って認めるしかない…のか…な?







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『海底2万マイル』のノーチラス号…。小学校に上がる前のボクの心に突き刺さり、えぐり、轟沈させたこのデザイン。こんなの見せられたら無条件降伏するしかありません(笑)。







『W・W・D』と『T・D・S』の話題だけで思ったより尺取っちゃいましたね。夏の総ざらえは、しばらく続きそうです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
恐竜の持つ雄大さなのか神秘性なのか…子供達を夢中にさせますね^^
近くの博物館のバルーン製のティランノを見ながらはしゃぐチビ君達は微笑ましいです

WWDもそうなんですが、10月公開の映画『おまえうまそうだな』も恐竜を題材にした絵本が原作だそうで
(恐竜とは違いますが、夏の『ヒックとドラゴン』も龍をモチーフにした映画でした)
これだけ今年は恐竜向けの市場が形成されていく中なのに
現行連載では唯一の恐竜ジャンルのALを打ち切ったのは愚策としか思えませんね^^;
売れないんでなく、もう何か意図的に売ってくれないような気にもなりますね。

先生の描く気弱な主人公像ってのは成長の余地を残していてて魅力的ですよ、自信もってください!
(…正直、個人の嗜好まではどうこう出来る物ではありませんし)

そして、悔しさは次回作の原動力に!頑張ってください!!



そうでした。最終回読み終わって、ことづてがありました。

『おおきに』
七足
2010/09/04 01:02
>七足さん

以前もお話したことがあったかと思いますが…ベストセラー『おまえうまそうだな』が、…T-rexがアンキロサウルスの子供を「うまそう」と名付けて育てる…という話であることから、『DINO2』の第一話に登場するT-rexに育てられたトリケラトプスの子供「ウマソー」と比較して、いろいろ誤解されている方もいらっしゃるようですが、ここであらためて。

あちらがどんなにメジャーになっても、『DINO2』の方が先に出版されていますから、こちらが真似っこしたわけじゃない!…ってことを主張しておきますね。

まぁ「うまそう」が「ウマソー」のジュニアシノニムだとまでは言いませんけど…(笑)。


『ユタ』シリーズ失敗の後に同じ作家で三たび恐竜漫画に挑戦することは、編集長にとってもかなりの冒険だったとは思いますが、販売部が初版発行部数を決定した段階で心が折れてしまったようですね。

その時点から「この作品をプッシュしても仕方ない」…と判断されたのではないでしょうか。

それでも、もし初版の動きが良かったならば、急遽方向転換…ということもあったのでしょうが、そこはボクの力不足でどうにも…(泣)。

業界は厳しいもので、要求された作品を要求通りに仕上げても、結果が出なければ全ては作家の自己責任です。

漫画家という道を選んだからには、とにかく頑張るしかありませんよね(笑)。

そして、こちらこそ『ほんま、おおきに!』です。
所 十三
2010/09/04 16:34
…先の書き込みには、いらぬ誤解を招くと思い書き込みませんでしたが。

類型のエピソードだけで模倣だなんだ言う方もいらっしゃるんですよね^^;
ウマソーのエピソードは友情や親子愛ではなく、お嬢の母性愛の話だと思いますし。
都合の良い解釈だけならまだしも、それを論拠に非難するってのは…どうにも理解できないです^^;
(…最近は似た構図ってだけでパクリ・トレースを主張される方々すらいて本当に辟易しますが)

…まあ、正直あれがうける市場があるんですからDINO^2復刊やら新説ALの移籍連載やら充分ありえると思うのは素人考えなんでしょうか^^;
七足
2010/09/04 18:43
AL連載お疲れ様でした!
ある訳があって、なんとか幻の「DINO2」の1〜2巻を手に入れることができました!
ウマソーとお嬢の血縁・種族を超えた母子愛、お嬢と角竜の群れのボス(オイボレ)との因縁関係から友情関係へ発展していく過程など、涙腺ゆるみっぱなしのエピソードが盛りだくさんで感動しました!
ヴェロキラプトルのあの有名な「闘争化石」にまつわるエピソードも気に入っています。(映画「ジュラシックパーク」では、とても怖く描かれていたので、私はDINO2のラプトルたちのほうが好きです。)
プロトケラトプスは角が無くても、ラプトルなど小型〜中型肉食竜を相手に遅れをとならかったという私の想像を、具現化されたような、興味深いエピソードでした!
恐竜図鑑としての知識も濃いので、せっかく手に入れたDINO2・・・絶対、一生、大切にします!!

「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」のレポートありがとうございます!
まだ私は観に行ったことがないのですが、場の迫力と雰囲気が十分伝わってきましたよ!

それから「ディズニー・シー」にも私はまだ一度も行った事が無く、すごくうらやましいですね。
所先生も頑張っていつかは「AL」のアトラクションを企画されてみてはどうでしょうか?
(ジェットコースターのような乗り物に載って、「ジュラシックパーク・ザ・ライド」っぽく、決戦の地大カルデラに見立てたアトラクション内を疾走しつつ、牙王一家の襲撃から無事生きて逃げ切れるか!?・・・みたいな?
龍の夢見る鳥
2010/09/05 10:29
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