所十三の「恐竜漫画描いてます」

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zoom RSS 2010夏 総ざらい3

<<   作成日時 : 2010/09/06 19:26   >>

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さあ、この間にも単行本第4巻のカバーやら手直しの作業、イラストなど描きながら、いよいよ8月も後半、佐賀に向かうこととなりました。

佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」で開催中の『恐竜展 ートリケラトプスの世界ー』で、トークショー&サイン会を企画して頂いたんです。

「ゆめぎんが」は、佐賀県南部の温泉地、武雄市の郊外にある科学系博物館。

けして交通の便は良いとは言えない場所ですが、今年の夏休み期間中の入場者数は7万5千人を越え、前年比50%アップだそうです。

御来館頂いた全ての皆様に感謝!

おかげで、『恐竜展の集客力』をアピールできました(笑)。

「ゆめぎんが」の皆さん、もし良かったら、来年もまた宜しくお願いします!







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トリケラトプスの世界展会場






其処此処に『DINO2』の一コマが散りばめられていて、嬉しいやら、恥ずかしいやら。






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『DINO2』や『竜の国のユタ』等の原画も展示して頂きました。






絶版後、ボク個人が買い取る形で増刷してもらった『DINO2』も、こちらのイベントをもって完売。

一巻2400部、2巻、3巻それぞれ1200部の在庫を抱えた時は、もし売れなかったらどうしよう?…と不安でしたが、玉川高島屋や『恐竜大陸』、『恐竜2009砂漠の奇跡』、そして今回と、販売の機会にも恵まれ、3年ほどで売り切ることが出来ました。

ホッとした反面、何かちょっと寂しい気分ですね。







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贅沢にも、タブリンさんの木製骨格模型が展示解説に利用されています。








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ちょっと前に話題になったトロサウルス。右上後ろに見えるトリケラトプスと違ってフリルに大きな孔が空いています。








ジャック・ホーナー博士達が「トリケラトプスの成体が、トロサウルス。」…なんて仮説を唱えました。真実ならば「トロサウルス」という名前が抹消されてしまいます。

…でも、少なくとも、このトロサウルスの頭骨レプリカは、一般的なトリケラトプスの頭骨と比べて、特別大きいとは言えません。…それどころか、短い角のせいか、ひとまわり小さく見えるくらいです。

「今まで見つかったトリケラトプスは、全部亜成体! 成長したらトロサウルスになる!!」…と言われて、素直にうなずく研究者が世界中にどれくらい居るんでしょう?

ホーナー博士について言えば、「ドラコレクスの成体がパキケファロサウルス。」…って仮説を唱えて、「大きさ的に説得力が無い」…と評価されてる矢先の同じパターンの仮説だからなぁ…。

以前もコメントしたかと思いますが、ふつう…子供の頃にだけ見られる…ということが多い基盤的特徴(原始的な特徴)である「フリルの孔」が、トリケラトプスに限って「成体になってから急に出現する」…と言われても、にわかには信じ難いんですよね。








さて、22日のトークショーは、総合プロデューサーの田中真士君とタブリンさんと三人。

トリケラトプスをはじめとする角竜について熱く語り合いました。







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タブリンさんの木製骨格を前にすると、トークもそっちのけで見入っちゃいます(笑)。






10分ほど休憩を挟んだものの1時間半にわたるトーク。

休憩時間の後、どれくらい残ってくれるか心配していたんですが、皆さん最後まで熱心に聞いて下さって…。

おまけに、ちゃんとトークショー後のサイン会にも並んで下さって…。

トークショーが終わったらみんな帰っちゃった…なんてことになったらどうしよう…と思ってたボクは、本当に胸を撫で下ろしました(笑)。






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ホッとした後のムツゴロウは、お世辞抜きで美味しく頂けました。…いや、「泥くさい」とか「美味いモンじゃなか」とかかなり不評を耳にしていたんですが、全くそんなことはなく…。






この日が22日、翌週の29日にもイベントが予定されているので、それまでの一週間、佐賀県内をあちこち取材旅行することに…。

次回からはしばらく、佐賀県の観光ガイドになりそうです。

佐賀県在住の友人からは、「何も無かよ〜」…と聞いていたんですが、とんでもない。かなり充実した一週間となりました。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
トリケラトプス騒動については
日本のネットリテラシーと
恐竜についての認識の甘さと暗さを
思わず実感していました。

まだ、「ブロントサウルスが〜」的なことを
素でツイートor発言する人が多くて……。
これも「三つ子の魂百まで」というものなのでしょうか。
KOW
2010/09/06 23:26
至る所に漫画のページが張り巡らせれているこの光景、
DINO2で先生を知った自分としては行けなかったことがとても残念です…
ただでさえ角竜主役の展示というのはなかなかないでしょうから。
アジア初の大型角竜ということで話題になったシノケラトプスをメインに添える展示ならまだ望みはあると思いたいところです。
カワタカ
2010/09/07 08:47
DINO2完売おめでとうございます。
これでもう手に入らないのですね。
我が家の3冊は家宝にいたします。

福井、荘川、そして佐賀…
どれひとついけないわが身が恨めしい
レポート楽しんでます!!
ピカイア
2010/09/07 09:29
トリケラ=亜成体、という事ではなく、成体のトリケラがさらに成長する先にトロ形態がある、という認識だと思います。

今回の研究発表をされた本人へのインタビュー記事
http://www.britannica.com/blogs/2010/09/torosaurus-is-triceratops-5-questions-for-paleontologist-john-scannella/
トロの頭骨が必ずしもトリケラより大きくない事に関しても記述がある(と思います。英語自信ないので)ようです。
小型の個体のトリケラが年を取れば小型のトロになる、という感じでしょうか?
ふらぎ
2010/09/07 10:11
佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」のトークショー&サイン会に参加させて頂き、楽しい時間をありがとうございました。

サイン会なんて生まれて初めての経験だったんで、並んでる間に妙な緊張感が・・・笑。
でも並んだ甲斐あって家宝を手にすることが出来ました!
もう嬉しくて嬉しくて、ありがとうございました。

そして「ゆめぎんが」、当日の人手には本当にビックリでした。
昼ちょっと前くらいに着いたんですが、駐車場なんかギリギリでした。
これも、『恐竜展の集客力』なんですね!

おっ!ムツゴロウ、仰ってた通り1週間滞在されたんですね。
有明海にはホント美味しい魚介類がいっぱいです。
干潟の海にはスゴイ面構えをした奴もいます!しかし見た目と違って意外と美味しいですよ。私も子供の頃、同じ海の食材で育ちましたんで。
それではまた来年の夏に!(笑)
りゅう
2010/09/07 11:59
>KOWさん

ふらぎさんのコメントによると、ネット情報の識字能力に関しては、ボクも人のこと言えないみたいです(笑)。


>カワタカさん

たぶん、集客力が期待できる恐竜は、いまだにT-rexがダントツでしょうね。

今回は、「よくまぁトリケラトプスで善戦したもんだ」…という評価なんじゃないかなぁ?


>ピカイアさん

頑張りました!(笑)。

すみません。次回からは、恐竜色の無いレポートになっちゃいそうです。


>ふらぎさん

正確な情報ありがとうございます!

そういうことだったんですね?勘違いしてました。

…もっとも、そうだとしても頭の中は、「?」だらけですが…。

えーと…小さなトロサウルス型トリケラトプスもいる…ということは、クワガタみたいな「遺伝や栄養状態などに起因する個体差」ではない…ってことでしょうから、やっぱり、全てのトリケラトプスは、長生きすればフリルに孔が空いて来る…という理解で良いんでしょうか?

一般的なトリケラトプスは、トロサウルス型トリケラトプスのアホロートルって考え方なのかな?

原文ちゃんと読めば、その過程を示す標本も見つかってたりするんでしょうか?

成体になった後、何のために、どのタイミングで空き始めるんでしょう?

同じ方程式に当てはめたら、多くのカスモサウルス亜科の角竜がカスモサウルス一属に含まれてしまう…なんてことにならないのかなぁ?

自分で調べろ!って話ですよね?…まぁ結局、明後日の例会あたりで誰かに聞くことになりそうです(笑)。

所 十三
2010/09/09 01:05
>りゅうさん

「ゆめぎんが」では、本当にありがとうございました!

 >干潟の海にはスゴイ面構えをした奴も…

あ、もしかしてワラスボですか?エイリアンみたいですよね?(笑)。 大学生の時、佐賀在住の友人宅で干物(?)を頂いたことがあります。

今回「ゆめぎんが」の水槽で、泳ぐワラスボを初めて見ました。

所 十三
2010/09/09 01:09
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