剣竜特集 その3

前回はステゴサウルスの頭骨をいろんな角度から見て頂きましたが、今日はそれ以外の部位も。枚数は前回より少なめですが、やはり美しい図版です。


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見ての通り、ステゴサウルスの背中の皮骨板です。以前「体温調節をするための血管が走っていた」とされていた無数の溝がハッキリ見えます。





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こちらも説明は要りませんよね?ステゴサウルスの尻尾についてる皮骨板のスパイクです。これは基本的な4本のスパイクを持つ個体の標本。





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この絵は、昔から話題になってるスパイクが8本あるステゴサウルス。6本スパイクのステゴサウルスは確実にいるそうですが8本あるのもホントにいたんでしょうか?

先日、ウチの仕事場に遊びに来て下さった造形家の松村しのぶさんの話だと、「資料をあたってみたけど、いたという証拠は結局見つかんなかった。」とのことです。

でも基本が4本(?)で6本もいるなら、突然変異的に8本のスパイクを持った個体がいても良いんじゃないかな…って言うか、いて欲しい!(笑)。





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この図版は歯の形がよくわかるので貼りました。あんな大きな体のステゴサウルスも、その歯は人間の子供の歯ほどの大きさしかありません。

よく「粗末な歯をしていた」なんて言われ方をしますが、前回ご紹介した図版を見て頂ければわかるようにかなり沢山の歯を並べています。小さな歯でも充分、その役割は果たせた筈です。人間の子供だって、あれでけっこう硬いものも食べられますもんね。

あと、頭骨を構成する沢山の骨の英名と、それを略した記号もわかる図になってます。





オマケです。
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クビナガリュウ特集で入れ損なったオパール化したオーストラリアのプリオサウルス類。オパールの産地オーストラリアでは、こんなふうにオパールを作る成分が骨にしみ込んで宝石の輝きを放つ化石が産まれます。オパール化した恐竜化石も見つかっていますし、ミネラルショーなどで見かけるオーストラリアの業者さんはよく、オパール化した貝やベレムナイト(イカの甲)の化石を売っています。



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こちらがその標本の説明です。