和良村のオオサンショウウオ

前回お話したとおり、岐阜県高山市の『荘川化石フォーラム』に参加した後、大阪の梅田阪急まで行って、帰りに墓参りして戻って来ました。充実した楽しい三日間でした。

予定通り、名古屋から『アイビー』のマスター林さんの車で荘川へ。途中、郡上八幡で一旦高速を降り、オオサンショウウオの生息地として有名な和良村(わらむら)に寄りました。

和良村に行って驚いたのですが、子供の頃からオカルト本で何度もその写真を見た鬼の頭蓋骨を祀ってるお寺がありました。人間の頭蓋骨から奇麗な二本の角が生えてるアレです。





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鬼の首のある念興寺。





これは是非、拝ませて頂こうと思ったのですが、法要中につき拝観できないとのこと。…残念!
「その代わりにきっと鬼がオオサンショウウオを見せてくれるよ」…なんて言いながら、林さんがお友達から仕入れた情報を頼りにオオサンショウウオ探しを始めました。

でもやはり夜行性のオオサンショウウオを昼日中に見つけるのは困難なようで、目撃情報のある場所に行っても見られたのは魚やサワガニばかり。丁度この日、地元で企画されていた「オオサンショウウオ観察会」も夜から…だとか。

諦めかけたところで、その観察会の集合場所だというオートキャンプ場に、念のため…と。




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河原に整備されたオートキャンプ場がある川。





村の中でもけっこう拓けた場所で、日光が燦々と降り注ぐ川では親子連れが水遊び。以前TV番組で見たオオサンショウウオが生息していた山間の小川とはかなり違う感じです。そんな川に転がってた大きなコンクリートの塊の陰に…






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何かデカイのがいます。






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この巨大な尻尾は…






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出たぁ~!



間違いなくオオサンショウウオです。それもかなり大きな個体。70センチくらいはあるでしょうか?




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一時間に一回くらいしかしないという「息継ぎ」を短時間に二回も見せてくれるという大サービス!
まぁ、そのうち初めの一回は、浮かび上がったところにカメラを構えたボクがいて、あわててまた潜った…って感じでしたから、あまり深呼吸ができず息が続かなかったのかもしれませんね(笑)。
この写真は身体の向きを変えて1メートルくらい移動した場所で行った二度目の息継ぎです。






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子供達が捕まえた魚。特別、「絵に描いたような清流」ってわけではありませんが、とにかく魚だけは沢山いました。ヨシノボリみたいな、いわゆる「ゴリ」と呼ばれるハゼの仲間や、この写真のドジョウは…アジメドジョウって言いましたっけ?こんなのがウジャウジャ。オオサンショウウオも餌には困らないって感じですね。




驚いたことに、このオートキャンプ場、鬼の首を祀る念興寺のすぐ目の前にあって、ホントに鬼がこのオオサンショウウオを見せてくれたような気がしました。鬼さん、ありがとう!!