れにさんの「法被」姿

ももクロの高城れにさんがブログで、ボクが西武ドームで川上さんに託した「法被」を着た姿をお披露目してくれました。

まぁね。「特攻服」ったって、特攻隊の軍服じゃなくて、元々は土木関係の作業着に刺繍を施したものですから…。江戸時代…いや、昭和までは普通に作業着としても使われていた…「法被(印半纏)」…と表現した方が良いのかもしれません(笑)。

とくにあれは、あくまでレプリカ(刺繍ではなくプリント)ですからね。固いこと言うのはヤメにしやしょう。



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西武ドームで着た…こちらは間違い無く法被(印半纏)



講談社のコミック宣伝部のTさんから販促グッズとして『特攻の拓』に登場する特攻服を作りたい…と連絡があったのは、「ももいろダイナソーZ」のお話を頂くかなり前……

Tさん  「不倶戴天のヤツにしようと思うんだけど」

ボク   「へぇー白いのじゃなくて? まぁボクは、構いませんけ      ど…。」

Tさん  「作中にカラーのシーンがないんだけど、あれって何色な      の?」

ボク   「あ…そう言えば、確認せずに新装版27巻のカバーで       勝手に紫にしちゃいました。」
  
Tさん  「じゃ、その絵に合わせれば良いね?」  

……なんてやりとりから始まった企画でした。

今から考えると、作中であまり出てこない「不倶戴天」バージョンを選んだことも、それを勝手に思い込みで紫に塗ってたのも偶然なんですよね。



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 27巻カバー用イラスト



それから数週間後ですよ。ボクが「ももクロ」さんの記事やDVDに感動しつつ収録の日を迎えたのは…。

そして西武ドームにご招待頂くことに…。

何か御礼をしなくては…と悩んでいたところに「特攻服のデザインが出来たから確認してくれ」…とのメールです。

見れば「紫の特攻服」………コレって…あり…かも…と。

あわてて、なんとか14日に間に合わせて頂けないか頼んだんです。その後、業者さんとも御挨拶して13日の夜までにサンプルを届けて下さる…という約束を頂きました。

ボクが出版社にこういった厚かましいお願いをするのは珍しいことなんですが、何故この時そんな我が儘が言えたのかというと…実は、この宣伝部の担当Tさん…講談社でボクと一番つき合いが長い方だったんです。

大学生時代、漫画サークルに籍をおいていたボクに初めて声をかけて下さったのが、当時『少女フレンド』の編集者だったTさんでした。

相手がTさんでなければ、絶対言い出せないお願いでした。

ここまでの、どの条件が欠けても、あの「法被」をれにさんに着てもらうことは出来なかったかと思います。

いろんな偶然が、あの一枚の写真に繋がっているんですよね。



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 西武ドーム前日に訪れた岩手県一関市の「芦東山記念館」の庭に咲いていた紫のカタクリの花です。