『ももいろダイナソーZ』 補足説明

番組中、ティランノサウルスの発見された年が1892年とされていましたが、当時は、ティランノサウルス・レクスとは名付けられませんでした。

脊椎(背骨)が一つだけしか見つからなかったこの化石に付けられた名前はマノスポンディルス・ギガス

「多孔質(manos)の脊椎(spondylos)」…という意味です。

「ティランノサウルス・レクス」と名付けられた化石は、1902年に発見され1905年に発表(記載)されました。

その後、どうやらマノスポンディルスはティランノサウルスの脊椎らしいということがわかりました。

本来ならここで、先に名付けられたマノスポンディルスに名前を統一するところなんですが「ティランノサウルス」の名前があまりにも有名になっていたため、あえてマノスポンディルスとティランノサウルスが同じ恐竜だと発表するのを避けて、脊椎ひとつでは判断できない…という結論で誤摩化してしまったみたいなのです。

もっとも、命名規約(学名を決めるルール)でも、あまりにも一般的になってしまった名前の場合は、例外として認められることになっているので、別に誤摩化さなくても良かったはずなんですけどね。

そんなこんなで、一般的にはティランノサウルスが発見されたのは1902年…とされています。


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  T-rexの脊椎(spondylos)の破片 以前こちらのブログで紹介したことありますよね?


見ての通り、まるで蜂の巣のように孔だらけ(manos)です。
ヘーベルハウスとかでも使っている発砲コンクリートみたいに軽くて丈夫な構造になっているんですよね。

この化石も放送ではカットされましたが、制作スタッフに促されて、れにさんに出題。

返ってきた答えは「珊瑚?」「ふなむし!!」

ここで彼女が言った「ふなむし」は、いわゆるフナムシではなく。木製の舟に孔を開ける生物を言ったのではないかと推測したんですが…ボクが、「ムシって言えば、昆虫の化石もあるよ」なんてまた脱線しちゃって…。

話題が元にもどらないまま撮影終了。…これじゃあ放送に使われなくても仕方ありません(笑)。


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 ブラジル産のコウロギの化石

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同じくバッタの仲間の化石…ツユムシとかウマオイに近いのかな?

とても助かったのは、れにさんが、骨も昆虫も全く怖がらずに喜んでくれたこと。

こういったものがダメな女の子は少なくありませんからね。