花の色…

お寄せ頂いたコメントに、ふと思い立ち、あらためて我が家の屋上を見渡してみました。


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          青紫の西洋オダマキ


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           赤紫の西洋オダマキ


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            香草のチャイブ


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              紫蘭
   

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         シコンノボタン(紫紺野牡丹)


この時期、こんなに紫の花が咲いてるとは思いませんでした。

早春は、マンサクや臘梅、サンシュユといった黄色の花が多いように思っていましたが、次に訪れる桜や桃の季節はピンクのイメージですし、そして、新「緑」の時期を迎えた今は、カキツバタをはじめとする紫の花で彩られる「推され隊」の季節なのかもしれませんね(笑)。

夏のイメージはハイビスカスやモミジアオイの赤…ってのは、ちょっとこじつけ…かな?…ヒマワリ!…って方も多いでしょうからね。

…で、秋はモミジの紅葉、イチョウの黄葉で「ももたまい」…と。

色に敏感なモノノフの皆さんが、花の色にも興味持って頂けると「自然科学好き」としては、ちょっと嬉しいかも…。

ジュリーじゃないけど「心に花束」抱えるのがサムライ=武士=モノノフ…ってことで……うん、かなり苦しいかな?…てか、その前にジュリーの「サムライ」がわかるかが問題ですね?…(笑)



花が生まれたのは、恐竜がまだ陸の支配者だった中生代。

白亜紀の半ば頃…一億年ほど前から、花の咲く植物と昆虫が爆発的に増えることが化石記録から判っています。

初期の花は、葉緑素が抜けた葉っぱなので、「色素が無いから白かった」…という説と、新芽の赤い植物(ベニカナメモチとかカエデの一種とか…)のように「赤い花びらだった」…という説があるみたいです。

化石だと、わずかな例外を除いて「色」は残らないので、結論を出すのは難しそうですね。

原始的な花として知られるドクダミや近縁のハンゲショウ(半夏生)の白い花びらのように見えるのは葉っぱなんですが、これらが白いところを見ると、恐竜が見ていた花も白かったんじゃないかな?…と個人的には思っています。

同じく中生代から生き残った、モクレンの仲間やハナミズキも白い花が多いようですし…ね。


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半夏生(七十二候の一つ)の時期に咲くハンゲショウを「半化粧」とも書くのは葉っぱを白く化粧してる最中…と見立てたんでしょうね。