『comic恐竜物語』第4巻…来月7月発売
恐竜の夏が近づいて参りました。
…というわけで、来月には『comic恐竜物語』の最終巻となる第4巻が来月発売され全巻が揃います。
『DINO2』では、第一話を飾った「ウマソー」の物語が全て、この巻に収録されている形となっています。
今回、『DINO2』からの修正点として一番大変だったのが、トリケラトプスの前肢に関する描写でした。
まず指の爪。
前肢で爪の有る指(常時、地面に接地してる指)は、第一指から第三指まで…というお話は、連載終了後かなり早い段階でR・バッカーさんから御指摘頂いてました。
でも、カラーページも含む大幅な修正…ということもあり、今まで修正を躊躇していたのです。
今回は再版ではなく、リニューアル…ということなので、これを機に全て描き直しました。
藤原くんの研究に拠り広く知られることになった…「小さく前へならえ」…と呼ばれる前肢の角度も可能な範囲で努力したつもりです。
もっとも、足跡の化石を見るかぎり、第一指が最前列…というわけでもなさそうです。
丸みを帯びた身体のせいで肩甲骨がハの字に広がっている分、肘も自然、開き気味なんですよね。
人間が「小さく前へならえ」をしてそのまま四つん這いになったポーズ…とは少し違う感じになるかと思います。
その他、この10年の間で見直された学説や、有効名か怪しくなってきた「アナトティタン」とか「ディノティランヌス」とかをどう処理するかは、監修の真鍋先生にお任せしました。
個人的には別属の可能性を捨て切れないトロサウルスの群れも、念のためトリケラトプスの群れに描き換えています。
ただ、話の根幹にも関わる「トリケラトプス雑食説」については、あくまで漫画家の個人的な想像…という一文を添えることで、大目に見て頂きました(笑)。
この辺りの「科学」と「想像」についてボクと真鍋先生が語り合う様子も記事として収録されています。
『comic恐竜物語』第4巻
グリーンが基調となっています。紫の第3巻と並べれば「推され隊」になりますね。第1巻が赤基調、第2巻が青基調ときていたので、黄色とピンクが無いのが残念です。
どのくらい『ももクロ』さんが関わって下さるのかはわかりませんが、『Walking With Dinasaurs ~live arena in japan~』の公演も待ち遠しいですね。
さて、『入口のない出口』、買いに行きましょうかね。
…というわけで、来月には『comic恐竜物語』の最終巻となる第4巻が来月発売され全巻が揃います。
『DINO2』では、第一話を飾った「ウマソー」の物語が全て、この巻に収録されている形となっています。
今回、『DINO2』からの修正点として一番大変だったのが、トリケラトプスの前肢に関する描写でした。
まず指の爪。
前肢で爪の有る指(常時、地面に接地してる指)は、第一指から第三指まで…というお話は、連載終了後かなり早い段階でR・バッカーさんから御指摘頂いてました。
でも、カラーページも含む大幅な修正…ということもあり、今まで修正を躊躇していたのです。
今回は再版ではなく、リニューアル…ということなので、これを機に全て描き直しました。
藤原くんの研究に拠り広く知られることになった…「小さく前へならえ」…と呼ばれる前肢の角度も可能な範囲で努力したつもりです。
もっとも、足跡の化石を見るかぎり、第一指が最前列…というわけでもなさそうです。
丸みを帯びた身体のせいで肩甲骨がハの字に広がっている分、肘も自然、開き気味なんですよね。
人間が「小さく前へならえ」をしてそのまま四つん這いになったポーズ…とは少し違う感じになるかと思います。
その他、この10年の間で見直された学説や、有効名か怪しくなってきた「アナトティタン」とか「ディノティランヌス」とかをどう処理するかは、監修の真鍋先生にお任せしました。
個人的には別属の可能性を捨て切れないトロサウルスの群れも、念のためトリケラトプスの群れに描き換えています。
ただ、話の根幹にも関わる「トリケラトプス雑食説」については、あくまで漫画家の個人的な想像…という一文を添えることで、大目に見て頂きました(笑)。
この辺りの「科学」と「想像」についてボクと真鍋先生が語り合う様子も記事として収録されています。
『comic恐竜物語』第4巻
グリーンが基調となっています。紫の第3巻と並べれば「推され隊」になりますね。第1巻が赤基調、第2巻が青基調ときていたので、黄色とピンクが無いのが残念です。
どのくらい『ももクロ』さんが関わって下さるのかはわかりませんが、『Walking With Dinasaurs ~live arena in japan~』の公演も待ち遠しいですね。
さて、『入口のない出口』、買いに行きましょうかね。